腱のケアとは

「Release」という名前

腱のケア出張サービスを始めるにあたって、
ブログを作って~、チラシを作って~、名刺を作って~
あれ?名前決めなきゃできないや(^^;)、でも何て名前にしよ?早くつけなきゃ!

いろいろな案が浮かびました。
お友達にも相談したり。
私は、普通に家庭で暮らすワンコにも知ってもらいたいと思っているので、
ドッグスポーツをやってない飼い主さんでも、
おじいちゃんおばあちゃんでも一発でわかりやすい方がいいんじゃないかとか。

いろいろ迷って結局、最初に思いついた名前、「Release(リリース)」にしました。

腱のケアの特性を考えると、「(腱の肥厚から)体を解放する」ということが、
解き放たれる「Release(リリース)」という言葉と重なり、頭から離れなくなったのでした。

改めて、「Release(リリース)」という単語を調べてみると、
 拘束などから自由にする, 解放する、
 (人の苦痛などを)取り除く、
 固定したものを離す,はずす、緩める
などの意味があり、よく耳にする「リラックス(RELAX)」 と同語源だそうです。

(以下、引用)
「癒やし」に相当する英語は 「relaxation」である。
元の動詞は「relax」(くつろぐ、緩和する)で、その語源はラテン語の「relaxare」だ。
同じ語源の「release」(解き放つ)とは姉妹語になる。
なんと!
リラックスということは常に頭にありましたが、腱のケアを伝えるには何か足りない・・・
そう思っていたのですが、姉妹だったんですねっ

このことを知った時、
悩んで考えて「この名前で行こう!」と決めたことがとても嬉しかったです(;▽;)

ところで、引用には続きがありました。
「lax」(怠慢な、腸が緩んだ)も同源。
ストレスが原因で身体機能に様々な変化が生じる。そのひとつが「下痢症」・・・
私は健康に関して、「第2の脳」といわれる腸の働きが重要だと考えていて、
ブーム以前から、食事や環境が腸にとって良い状態であることを大事にしています。
この引用の続きをみて、すぐに頭に浮かんだのは、
腱のケアは単なるマッサージと違い『脳に働きかけていく』」ということでした。
releaseつながり・脳つながりに、背中がぞくぞくしました!

このつながりは、これまでの自分が大事にしてきたことと様々にリンクしていて
以前他のマッサージを学んだ時はそのまま何もせずにいたのに、
腱のケアを学んで「Release(リリース)」という名前で始める気になったことが
単なる偶然じゃないと思えました。

「Release(リリース)」とつけた名前に負けないよう、
皆さんのワンコのカラダを解き放っていきたいと思います
よろしくお願いします

「腱のケア」とは ?

「腱のケア」って何?マッサージ?

よく聞かれます。

・・・そうですよね。
「ケア」は、『からだのメンテナンス』ともお知らせしているので何となく想像がついても、
「腱?」「アキレス腱???」「で、それをどうするの?」って感じですよね。

大事な説明を全くしていませんでした・・・申し訳ありません

さて!では、『腱のケア』とは

関節は、筋肉が収縮することで動かしています。筋肉と骨をつないでいる部分が「腱」です。
「腱のケア」とは、この腱を緩めることで犬のからだを整えていく手法です。

疲労による身体の緊張が腱に蓄積され硬くなった状態を、『腱の肥厚(ヒコウ)』と呼び、
これが関節や筋肉の動きの邪魔をして、様々な不具合を起こす原因となります。
この腱の肥厚を取り除き本来の柔軟な状態になると、骨格や関節が本来の正常な動きや位置関係を取り戻すこととなり、からだのバランスやアライメントを整えることができます。

その結果として、次のような効果が期待できます。

☆疲労回復や怪我予防・手術後のケア  ☆身体能力を引き出す・競技パフォーマンスのUP
☆パピーの正常な成長を促す  ☆介護予防・老犬の生活(QOL)の向上
☆精神的なケア、リラクゼーション
 ・・・etc
他にも、外傷だけでなく、様々な疾患をケアする手法としても一定の成果を上げています。

筋肉のコリをほぐすマッサージとは異なります!
腱にアプローチするケアは他にはありません!


ワンコは自分から自分のからだをケアしたり、コリや動きにくさを訴えたりはしません。
気づかない内に疲労をためこみ、身体のバランスを崩しているかも・・・。
体がほぐれると、心もほぐれます。
自信が無いコや怖がりさんは普段から体が縮こまっていて硬くなりがちです。
楽に動けることで、毎日がもっと楽しくなって笑顔が増えたらいいと思いませんか♪


ギャラリー
  • ヒトの脚をケアしてみた。
  • 2014年初ケア♪